第1回 ケアを語り合う“ふらっとカフェ @ 東久留米”のご報告
開店1時間ほど前から、訪問看護ステーションの作業スペースを、カフェらしく模様替え。
ご協力のご婦人によるみごとな手作りお菓子をならべ、お花を飾り、
音楽を流して、やわらかく温かい空間が作られました。
風雨の強いときもあったあいにくのお天気のなか、6人の方が会場にお越しくださいました。
コーヒー、紅茶、緑茶の準備もととのい、1時少し過ぎに開会しました。
前半は参加者とスタッフが交互に座った席で、自然に近くの2,3人での会話が弾みました。
ご自分あるいはご家族の療養生活のこと、いろいろなご苦労も率直に語り合われました。
一区切りしたところで参加者の自己紹介。それぞれの体験に、他の参加者やスタッフからの
質問やコメントも入り、話はつきませんでした。
小休憩の後、中島さん(訪問看護ステーションの所長であり、当NPOの理事)が
緩和ケアや訪問看護に関するミニレクチャーを行い、一同質問をしながら、聞き入りました。
緩和ケアについてはまだまだ正しく伝わっていないという現実も話し合われました。
そんなこんなであっという間に3時間が経過、「もう4時!」という感じです。
皆様「来てよかった」と言ってくださり、次回への期待のことばもいただきました。
決まった日だけでなく、ほんとうに「ふらっと」立ち寄れるといいのだけど…
というご意見を今後の課題としたいと思います。
閉店後の片づけを終え、早速行われた反省会で、次回の計画もいたしました。
第2回の案内をご覧ください!
手作りのほのぼの 作業机をカフェの ご協力者からの素敵な
ポスターを玄関に テーブルに模様替え 手作りお菓子が並びました
台所で準備中の 家では使わないエプロンをつけて…
後ろ姿です
参加者それぞれが隣の 散会後ただちにスタッフの反省会
スタッフと語る時間をもちました
NPO法人緩和ケアサポートグループ
東久留米白十字訪問看護ステーション協働開催
ケアを語り合う“ふらっとカフェ”へのお誘い
ご高齢であったり、がんを患ったり…
日常生活に不安を抱えながら地域で暮らす方が増えています。
サービス利用の準備が整わないうちに、治療先の病院から
退院しなければならない方もおられ るようです。
またサービスを受けていても、今後の見通しの心配や孤独感をもつ方もおられます。
支えるご家族にもケア提供者にも悩みがあるようです。
そこで、地域で療養されている方やご家族、ケアにあたる方々に、
ふらっと気軽に来ていただき、 日々の困りごとやケアに関して何でも語り、
相談しあえる場を作りたいと考えました。
まずは「ふらっとカフェ」と称して始めてみようと思います。
ぜひ、お立ち寄りください。
第1回 ふらっとカフェ@東久留米
日時:2011年4月23日(土) 午後1時~4時
場所:東久留米白十字訪問看護ステーション(フリースペース)
東京都東久留米市本町 2-2-5 サンクレスト 103
西武池袋線「東久留米」駅 (西口徒歩5分)
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・お茶を飲みながらみなで自由に語り合います
・ミニレクチャー「お家で過ごすには?」
・参加費無料(15 名くらいまでお座りいただけます)
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※本活動は、公益財団法人三菱財団の助成を受けています
問い合わせ
NPO法人 緩和ケアサポートグループ
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田 3‐12‐2伊沢ビル4‐D
TEL&FAX 03-6318-5184
メール:npopcsg@ac.auone-net.jp
1月29日(土曜日)
コミュニティケアをはぐくむ「希望の会」第8回研修会は無事に開催されました。
寒さのなか、80名くらいのご参加があり、
大西秀樹先生の誠実で温かい医師のまなざしケアの心から学ばせて頂きました。
質疑応答も内容豊かでした。
後日、概要を報告させていただきます。
次は私たちのNPOの学習会です。
少し暖かくなっているとよいのですが…
奮ってご参加ください。
NPO法人 緩和ケアサポートグループ
2010年度 第2回 緩和ケア・高齢者ケア学習会
病む人をささえる方のために
日 時:2011年2月19日(土)14時~16時
場 所:西東京市民会館 4階 多目的室 (竹)
東京都西東京市田無町四丁目15-11
西武新宿線 田無駅より徒歩10分
定 員:54名(先着順)
対 象:一般市民 及び 医療福祉従事者
参加費:無料
講 師:広瀬寛子さん
戸田中央総合病院 看護カウンセリング室 室長
講師プロフィール
千葉大学卒業後、石川県立中央病院で看護師として勤務。
その後、大学院で学んだ後、東京大学医学部健康科学・看護学科で助手を務める。
東京都精神医学総合研究所の主任研究員として、
がん患者のための看護カウンセリングやサポートグループ研究に従事。
現在、戸田中央総合病院看護カウンセリング室室長として、
患者、家族、遺族、職員の心のケアに携わっている。
とくに、終末期の患者・家族の看護カウンセリングと
遺族のサポートグループに力を注いでいる。
著書に、『看護カウンセリング』(第2版、医学書院、2003)などがある。
問い合わせ
NPO法人緩和ケアサポートグループ
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田3-12-2 伊沢ビル4-D
TEL & FAX 03-6318-5184
HP:http://www.kanwacare.com/
※本学習会は、公益信託 オラクル有志の会ボランティア基金、公益財団法人 三菱財団の助成を受けています。
謹んで新春のお慶びを申し上げます
新年の皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。
旧年中はたいへんお世話になりありがとうございました。
おかげさまで、昨年も学習会や
コミュニティケアをはぐくむ "希望の会" の
活動を続けることができました。
また、公益信託オラクル有志の会ボランティア基金と
公益財団法人三菱財団から初めて助成金をいただくことができました。
今年は三菱財団の助成による具体的な活動を少しずつ進めてまいります。
ご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
早速、● 1月29日(土)には「希望の会」の研修会、
● 2月19日(土)には当法人の学習会が開催されます。
寒さ厳しい折ですが奮ってご参加くださいますよう
よろしくお願いいたします。
20011年 正月
NPO法人 緩和ケアサポートグループ
理事長 河 正子
コミュニティケアをはぐくむ「希望の会」
第8回研修会のお知らせ
がん医療における心の問題と
その対応法について
講師:大西秀樹教授
埼玉医科大学国際医療センター精神腫瘍科教授
●講師プロフィール
横浜市立大学精神科講師、
神奈川県立がんセンター精神科部長等を経て
2006年4月埼玉医科大学精神腫瘍科教授。
2007年4月から現職。
専門領域は、精神腫瘍学、死生学。
患者遺族の心のケアを行う「遺族外来」を開設している。
日本サイコオンコロジー学会理事長
第16回日本臨床死生学会大会大会長
著書
・がん患者の心を救う‐精神腫瘍医の現場から
(河出書房新社)
・女性のがん 心のケア
(土屋書店)
日時:2011年1月29日(土)午後2時〜午後4時(午後1時30分から受付開始)
場所:武蔵野公会堂・第1第2合同会議室
武蔵野市吉祥寺南町1-6-22(JR中央線吉祥寺駅南口徒歩2分)
定員:90名(先着順・事前申込不要)
会費:300円(資料代)
武蔵野公会堂の地図はここをクリックしてください
■ 主催:コミュニティケアをはぐくむ「希望の会」
構成団体
NPO法人緩和ケアサポートグループ
NPO法人スピリチュアルケア東京
武蔵野ホームケアクリニック
ルンルンファーマシー
社会福祉法人東京老人ホーム
■ お問い合わせはこちらまで
コミュニティケアをはぐくむ「希望の会」事務局
社会福祉法人東京老人ホーム
〒202-0022東京都西東京市柳沢4丁目1番3号
電話:042-461-2230(担当:草野)
社会福祉法人東京老人ホーム ホームページ
メールでのお問い合わせはこちらをクリックしてください。
コミュニティケアをはぐくむ「希望の会」について
■ 活動目的
地域で生きる人々のつながりが希薄になってきたといわれる現在、
私たちはどこに希望を見出していけるでしょうか。
その手がかりは地域の人々が
病者、障がい者、高齢者を支える働きかけ、「ケア」に見出されます。
そこで、ケアとは何か、「人と人とをつなげる大切なもの」は何かを、
みなさまとともに考えていきたいと思います。